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エアコン掃除3つのメリット・デメリット

執筆者の写真: 吉川恭平吉川恭平

皆さんは普段、ご自宅にあるエアコンは定期的に清掃しておりますでしょうか?

清掃したとしてもいつごろから清掃していない状態でしょうか?

もし、これが1年間1度も清掃していないとなると、

そのエアコンは様々な汚れがついていて危険な状態かもしれません。

エアコンの掃除は1年間に1度は清掃するのが良いです。

もっというと1シーズン事にお掃除するのがベストです。

エアコンから発生するカビの嫌な臭いやゴボゴボという変な音がする!

という事が度々あるとそれは故障に繋がったりと手遅れになる可能性がありますので、

すぐにエアコンクリーニングする事をオススメ致します。

基本的には地元のクリーニング業者に掃除してもらうほうが

ご自身でお掃除をして壊してしまったという事にはならないかと思いますが、

1シーズンごとに依頼してしまうと大体クリーニング業者の平均単価が11000円なので

1年で4回依頼すると44000円になってしまいます。

ですのでエアコンカバーやフィルターはご自身でも簡単に清掃できる場所は

自分でお掃除して、送風ファンやドレンパンなど清掃は1年に2回ほどするのが

賢い清掃方法ではないかと思います。


掃除するタイミング



では実際に掃除するとしても、どの様な場合になったら掃除した方が良いのでしょうか?

嫌な臭いや変な音が出る前に見極める点は、ずばり黒カビの生え具合です。

エアコンの送風ファンを外から覗いて黒いカビのようなものが

視覚的に確認できたときはすぐに清掃をお願いします。



また、エアコンカバーを開けてフィルターにホコリが付いていたりしてた場合、

外の室外機にホコリや砂がかぶったりして黒く汚れていた場合も

掃除の必要があるかもしれません。



このようなエアコンを掃除しないといけない合図を見逃したり、

そのままにしておくと様々なデメリットがあります。

掃除しなかったらどうなるの?

①電気代が高くなる


まず一つ目に上げられるのは毎月の電気代が高くなり出費が多くなる事です。

エアコンの使用する頻度・時間がほとんど同じなのに

請求されたご金額が上がっている事はありませんか?

主婦の方であれば毎月の電気代の明細書を見る事があると思いますので

「wh」の数値を確認してみて下さい。

電気代金の明細書を見たことが無い人は注意して見て確認した方がいいかもしれません。

電気代が高くなる理由としましては

フィルター、熱交換器、室外機が汚れてしまっている事が大きな原因です。







フィルターはホコリが詰まってしまうと外から取り込む風を吸い込まなくなり、

エアコンからの吐き出す空気量が減り、

エアコンを起動させても弱い風しか出なくなってしまいます。

弱い風だといつまでもお部屋が暖かくならない又は涼しくならないので

ついエアコンを稼働させっぱなしにしてしまうことがあります。

熱交換器も同様にホコリなどの汚れで風を取り込む箇所が詰まってしまうと

空気が遮断されます。

室外機も外からの空気を取り込むのでそこに汚れがたまってしまうと

自然と電気の消費量が上がってしまいます。

全て外から取り込む空気量が足りず、

排出する空気量が減り無駄に電気を稼働させてしまう。という事になります。

またこの状態を放置するとエアコン事態が劣化により壊れてしまいますので

少なくとも夏前、冬前には徹底掃除、ホコリは1ヵ月に1度は掃除して

点検するようにしてください。



②故障する

また、電気代だけではなく掃除せず放置してしまったばっかりに

暖房・冷房機能が正常に動かなくなり、故障することがあります。

こうなると掃除してエアコンリモコンの電池を変えても手遅れです。

大体エアコンの取付費用と本体価格は約10万ほどになると思いますが、

年間の掃除を怠るだけで相当な出費になります。

③体調が悪くなる


次に上げられるデメリットとしては体に害が及ぼし、

最悪の場合は死に至る事もあるという事です。

エアコンは外からの空気なども取り込む為、その汚れには様々な物があります。

その中でも特にトリコスポロンというカビが非常に有名です。

このカビは夏の湿気の多い場所に生えやすく、

夏場のエアコンは外気の空気を冷却ファンで冷たくするので水が発生します。

つまりエアコン内部は湿気が多く、

このトリコスポロンというカビにはうってつけの場所です。

このカビを風にのせて吸い込んでしまうと咳が止まらなくなったり、

夏型過敏性肺炎にもなったりします。

そしてこのカビは実は致死率は70%となっているのです。

夏型過敏性肺炎は室内で発症する確率が高く、

その為主婦がこの病気に侵されがちになります。

さらに厄介なことに病院早めに行って診断したとしても

よく夏風邪とも間違えられやすいので非常に注意が必要です。



そうなる前に未然に防ぎたいところです。

その予防としてもエアコンの清掃は必須になってくるわけであります。

また夏が大丈夫だったからといって掃除をほっておいてしまうと、

湿気が渇きそれがまたカビや臭いの原因になりますので

夏前と夏後だけでも清掃するのがおススメです。

また赤ちゃんや小さなお子さんは免疫力が低く、

空気の汚れはダイレクトに影響しやすくなりますのでここも要注意が必要です。

エアコンから送られてくる風はほぼ全体にいきわたりますし、

お部屋の作りによってはエアコンの設置位置も低かったり、

ベッドの配置によっては夜中寝ているときに

常に風が当たるようにしている方もいらっしゃいますが非常に危険です。



また、お掃除機能が付いているエアコンであっても安心は出来ません。

お掃除機能はフィルターに付いているホコリだけを自動で掃除してくれるもので

内部や重要な部分はほったらかしになっております。

もしお掃除機能が付いているから安心して何年も放置していた方は赤信号です。

その場合はハウスクリーニング会社に依頼しないと

取れないというレベルの汚れになっているかもしれません。

掃除でお悩み3点解決!



このようなデメリットがあるので、1シーズンごとに清掃をしておいた方が良いです。

ですが悲観的になったり、余計に神経質になる必要もありません。

①電気代が安くなる

先ほどのたくさんのデメリットは掃除をするだけで解決することができます。

一般家庭の電気代は平均的に2人暮らしだと1年間で約8854円になります。

エアコンを使用するのは大抵、夏と冬なので8854円÷6か月=1475円が

1か月にかかる値段です。

エアコンの電気代の消費量の計算式は

「年間消費用(wh)×26円=1年間の電気代」です。

こちらの【ダイキン ルームエアコン F40UTEP-W 2017年制】で計算すると

265(wh)×26円=6890円、6890円÷6=1148円となります。

ご利用明細の「Wh」数を見て頂いて計算した結果よりも

大幅に金額が高ければクリーニングの必要があります。

エアコンクリーニングをすれば結果的にはその差額分が節約できます。

②エアコンの寿命を延ばせる

そしてエアコンの寿命を延ばす事ができます。

一般的にエアコンは10年ほど持つといわれていますが

実際は5年ほどで機能性が落ちます。

大体部品などの修理期間が長くでも5年になっているのもこの理由です。

しかし、しっかりとメンテナンスをすれば15年もつこともあります。3倍です。

ほかの人が3台買っているのにあなたは1台をまだ使用しているので

この時点で約20万円は変わってきます。

最近はエアコンもお掃除機能やAI機能搭載しているものまであるので

もっと高くなってきてしまうと思います。

1時間ほどの掃除で安く済むと思うと掃除しておくほうが賢明です。

③風邪をひきにくくなる

また、お子さんの体調管理もバッチリになるのであれば

非常にメリットがあるかと思います。

病気や体調悪くなってからだと掃除する気持ちにもなれないですし、

ほっといているとさらに悪化するのでそのような状態が防ぐことができると思うと

掃除をすることは非常に大切に思えてきます。

まとめ



エアコンの掃除は送風ファンまで分解して掃除や高圧洗浄機での掃除は

ご自身では難しいのでクリーニング業者にご依頼しましょう。

そのほかのエアコンカバーやフィルターなどは

ご自身でも簡単にできるようになっております。

是非一度ご自宅のエアコンを外から軽く見てみるだけでもしてください。

何度も言いますが、黒カビが少しでも見えたらすぐに掃除することが重要です。


 
 
 

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